ステータス
マップ画面でBボタンを押すことにより、5人の現在HPを示したウィンドウが開かれる。
さらにカーソルでキャラ名を選択すると、そのキャラのより詳細なプロパティを確認することができる。これがステータスウィンドウだ。
「レベル」
レベルである。敵を倒すことで経験値が獲得され、一定の経験値が貯まるとレベルが上昇する。しかし現在の経験値はどこにも表示されないので結構不便だ。最大レベルは20。
（ステータス異常）
通常は空白だが、敵の特殊攻撃などによりステータス異常を受けると表示される。
| 「どく」 | 1歩歩くごとに1ポイントのHPを削られる。 |
| 「のろい」 | 1歩歩くごとに1ポイントの心の力を削られる。 |
| 「かなしばり」 | マップ上の移動を含め、「どうぐ」など一切の行動が取れなくなる。回復しない限り、パーティーを組んで行動することはできない。 |
| 「もうどく」 | 一切の行動ができない上、1秒間に1ポイントのHPを削られる。「かなしばり」の質の悪い奴だと思ってくれればよい。 |
| 「きょうふ」 | 「もうどく」と同じだが、戦闘終了後に10歩歩いた時点で発動。効果が現れるまで治療ができないのが痛い。こんな狡猾なステータス異常を考案したスタッフに脱帽。 |
ステータス異常の回復手段は2つある。
1. 秋子さんにお願いする。
秋子さんの固有アイテム〈くすりばこ〉は、どんなステータス異常も一瞬にして治療してくれる。同じパーティー内に秋子さんがいれば、回復に全く問題はあるまい。ただし、このゲームではすべてのステータス異常は戦闘終了後に発動するため、戦闘中は例え秋子さんといえども手を施せないことに注意。
秋子さんが別パーティーにいる場合は、異常のあるキャラと秋子さんとを接触させて「どうぐ」コマンドを開き、秋子さんに〈くすりばこ〉を使ってもらおう。
これは意外と盲点なのだが、秋子さん自身が「かなしばり」などで行動できない場合はどうするか。答えは、他の動けるキャラを秋子さんに接触させて「どうぐ」を使うこと。動けない秋子さんの代わりに、仲間が薬箱を使って助けてあげると考えれば解りやすい。
なお、アイテムの〈クッキー〉は〈くすりばこ〉と全く同じ効果を持つ。……どんなクッキーだ。少なくとも、あゆの焼いたクッキーでないことだけは確かだが。
2. 新たなステータス異常を受ける。
ステータス異常は重複しない。「どく」を受けているキャラが新たに「のろい」を受けると、先にあった「どく」は打ち消され「のろい」だけが残るのだ。
……まあ、これを「回復」と呼ぶかどうかは個人の趣味だがな。
なお、ステータス異常に「しぼう」は含まれていない――人の死を治癒することだけは、誰にもできないのだから。秋子さんにも、東方仗助にも……。
「起きないから、奇跡っていうんですよ」
「こうげきりょく」
左が対生物攻撃力、右が対霊体攻撃力。全員1−1から始まり、レベルが上がると増えていくが上がり幅に個人差・男女差はない。
「たいりょく」
この記事では「HP」と呼ぶことが多いが、正式名称は「たいりょく」だ。左が現在値、右が最大値。レベル1では和夫：150、田口：120、秋子さん・アスカ・エミ：100と個人差があるが、レベルアップによる上がり幅には個人差がない。最終的にHPが2000を越える辺りになると50程度の差はほとんど無意味。
「こころのちから」
左が現在値、右が最大値。全員15−15から始まり、上がり幅ともに個人差は全くない。
補足： 体力と心の力の回復
本作において、体力と心の力の回復手段はたったひとつしかない。それが屋敷の中に若干数置かれている〈くすりびん〉だ。これを飲むことにより、パーティー全員の体力と心の力は一気に全快することであろう。「パーティー全員」という点に注目。1人で使えば1人しか回復しないし、3人パーティーで使えば3人とも回復するのだ。
もちろんのことながら、〈くすりびん〉の数には限りがあるし、1回使えば消滅する。くれぐれも濫用は厳禁だ。……というのは建前で、実際は意外とふんだんにあるぞ。
それにしても、呪われた館に落ちている薬を飲んで、傷が一瞬のうちに完治するというのもよく考えるとなんか後が怖そうですが。はッ、もしかしてあのエンディングの意味って……!?
（アイテム）
ステータスウィンドウ下方には、所持しているアイテムが表示される。
ステータスに目を通し、パーティー全体の状況と仲間個人の状態とを常に把握しておくことが、生還への第一歩だ。