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1. 取説がなくても大丈夫!
講師: 星野和夫よしみんな、落ち着いておれの話を聞いてくれ。
このソフトを持ってるとしたら、多分中古屋で箱・取説なしで購入したんだと思う。だからゲームを始める前、何をしたらいいか分からない状態だろう。だが、このゲームの優れた所は、取説を読んでいなくても分かるくらい事細かに、やるべきことを序盤で指示してくれるって所だ。
まず、ゲーム開始時にはおれが、
「何が起きるか分からないから、みんな仲間を組んでおいた方がいいぞ」
「こんなに広いのか! まずは左の部屋から調べてみようか」といった指示を出す。部屋に入った時も、書き置きを調べれば
「『私の描いたフレスコを カメラで写しなさい/そこに手掛かりがある』
……これ、間宮一郎の手紙! フレスコって、壁の絵のことか!」と、美術の素養のないプレイヤーにも分かりやすく教えてくれる寸法なんだ。
こういう指示には、おれの台詞とか、裂けた床に近づいたときとかみたいに自動的に表示されるものもあるが、ダイイングメッセージなどを「しらべ」ないと読めないものも多い。ま、これは常識の範囲だと思うが、何かあると思った所はくまなく「しらべ」て、くれぐれも見落としのないようにしてくれ。
参考までに、重要な指示をいくつか挙げておくぞ。
- 「道具は…攻撃にも…使える。虫は…火に……コウモリは…光に…弱い……」 (半身男)
- 「影の中を進むな! 影には敵が多いぞ!」 (ダイイングメッセージ)
- 「もし誰かが敵に捕まったら、攻撃するな。心の力を使え」 (先発隊の書き置き)
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2. 一家に一本! くすりびんとローソク
講師: 早川秋子怪我したときは言ってね、とみんなには言い聞かせているんだけれど、私が手がけているのは解毒とか、みんなの心のケアとか、そういう分野の医療なの。実際に受けた傷に薬を処方して治すようなことは、残念だけど私にはできないんです。至らなくてごめんなさいね。
だから、みんな自分の体は、自分で守ってほしいの。幸い、体の傷を瞬時に癒してくれる〈くすりびん〉が、この館にはいくつもあるみたいだわ。システム上、パーティーは3人・2人の二手に分かれるけれど、各パーティー最低1本ずつは〈くすりびん〉を持っているようにしてね。
各パーティー1本ずつといえば、〈ローソク〉も必要ね。今月はほとんど使い途がなかったけど、来月は道のりの半分以上暗がりを歩くことになるから、どちらのパーティーに「こうたい」しても灯りが途切れないようにしましょう。
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3. 板が足りない、と思ったら……
講師: 星野エミ自分の父親のことを「和夫さん」と呼ぶ不思議系美少女、星野エミりゅん☆
みんな、エミりゅんって呼んでね!
今回は、これを読んでくれてるダーリンにだけ、コッソリ秘密の情報を教えてあげるりゅん☆
意外と盲点なんだけど、裂けた床に渡した〈ボロボロのいた〉と〈じょうぶないた〉は、実は回収できるんだりゅん☆ やり方は簡単、普通のアイテムを取るときと同じように、敷いた板の方を向いて「こうかん」コマンド入力りゅん! 気をつけてほしいのは、アイテム欄に空きがないと回収できないことりゅん☆
このゲームはアイテムの数に限りがあるから、回収できるのを知らなかったら致命的りゅん! 「板が足りねーからクリアできねー! クソゲーだよこれ!」っていうダーリンには、猛省の上再度挑戦してほしいりゅん☆
それともうひとつ秘密の情報りゅん☆ 実は〈ボロボロのいた〉は、そんなに重要じゃないんだりゅん☆ 〈ボロボロのいた〉は5回使えば壊れちゃって使い勝手が悪いから、127回使える〈じょうぶないた〉を使い回す方が効率がいいし、何よりアイテム欄を節約できるりゅん! 〈ボロボロのいた〉は、実際呪いの人形を殴るくらいしか使い途がないりゅん☆
え、別に秘密の情報ってほど大したことなかったりゅん? そんなこと言われたらエミりゅんせつなさ炸裂りゅん!