公式ガイドラインに対しての見解
先日公式ガイドラインにて発表があった通り、人物や団体に関するファンアカウント(非公式アカウント)は、なりすまし等の問題を防ぐために、IDや名前、自己紹介等にその旨を明記するように義務づけられました。
ユーザー名や名前には「not」「fake」「fan」といった語句を含めるようにし、自己紹介にも「パロディです。」「ファンページです。」「パロディアカウント」「ファンアカウント」「○○とは無関係です。」といった言葉を入れるようにしなければなりません。現在、(bot)などと言った表記にしている方もおられますが、botかどうかを問われているのではなく、公式か非公式かを問われているものだと思っています(公式アカウントでもbotを設置する可能性はあるため)。なので、(bot)とするのではなく、別の表記をするようにするべきだと思っています。例えば「○○bot(非公式)」とか、「○○(個人作成bot)」といった表記にする方法もあるかと。「○○(キャラ風bot)」というのはちょっと微妙な気がしますが。
なんにしても、早めの対策を講じる必要はあると思います。極端な話、面倒だからやめるというのも一つの手かもしれません。自分のイメージしているものが崩れてしまう、と感じる方も少なからずいるでしょうし。ですが、これはtwitterを利用する以上必要なことです。好きな人物・団体・作品を守るためにも、ルールを守るようにしましょう。
bot作者の方々は充分な配慮・対策をなさっていると思いますが、一般の方々も今後はIDや名前に気をつけるべきだと思います。
一般アカウントでも、有名人や特定のキャラクター・商品名等のIDや名前を用いている方がいます。恐らく、そういった方もガイドラインの対象とみなされると思います。名字や名前はよほど特殊でなければ大丈夫だとは思いますが、あからさまな名前(例:松岡修造・鳩山由紀夫)を使っている方は気をつけた方がいいかと。IDも今一度確認を。
とあるbotまとめサイトのキャラクター一覧を見ていて思ったのですが、現在(※2010/06/04)のところ、自己紹介のところには非公式と明記してあっても、IDや名前の部分はそのままな方が多いようです。理由はそのbot作者方それぞれの都合があると思うのでこちらからは何とも言えないところですが、修正が必要と思われるbotがほとんどでした。この状態が長らく続くようになると、もしかしたらbotの類いを禁止する流れになる可能性も出てくるかもしれません(可能性は相当低いですが)。自分の大事なbotです。自分のためにも、他の方に迷惑をかけないためにも、みんなでルールを守るようにしましょう。
アイコンは今のところ特に言及されていないようですが、後々版権や肖像権の問題等出てくると思います。使用の際は充分注意した方がいいのかもしれません。
※ユーザーIDはwebの設定画面で変更することができます。IDはユーザー情報、名前や自己紹介はプロフィールの項目で設定してください。一部クライアントでは、名前や自己紹介を変更できるものもあります。