「屋敷を荒らす愚か者とは、俺達のことかもな」

三月 泥濘の章:
今月の攻略フローチャート


1. 猫の通路

名雪 「ねこー、ねこー!」
祐一 「名雪、何やってんだ。行き先は北側だろ。行くぞ」
名雪 「いやだよ、止めないで、祐一。ねこーねこー、猫さん、ねこー」
あゆ 「名雪さん、猫がからむと人が変わるってホントなんだね……」
2月の最後、銅の鎧のいる広間を抜けると出てくるのがここ。3月の始まりは、南北にまっすぐ伸びた廊下だ。

ここでは敵が出現せず、見当たるものといえば人畜無害の猫の子一匹だけ。「しらべ」てもにゃーと鳴くばかりで、特に何が起こるわけでもない。ゲーム的にはまったくの通過点にすぎない場所。

しかし前月の末にも書いた通り、この通路から突如BGMが重苦しいものへと一変し、月の変わり目を示している。敵も何も出現しない「間」をこのように故意に挿入することで、間宮邸の奥へと踏み込んでゆくのだなという緊迫感を上手く生じさせている所だ。縦に伸びた通路を北上というのも実に象徴的。憎い演出だと筆者は感心したがいかがだろうか。


2. 吹き抜けの回廊

君ら、曲芸師かレンジャー部隊か?
通路を出ると、広さ2キャラのクレヴァスが横たわり取材班の行く手を遮っている。「板じゃ渡れないな……」と和夫らも途方に暮れてしまうが、そこで初めて日の目を見るのが〈ロープ〉。ちなみに、〈まるた〉では渡れない。

杭にロープを引っ掛けることにより、ゆうゆう綱渡りをするのだが……ったく、どこでこんな芸当マスターしてきたんだろねコイツら。この杭とロープの組み合わせは、後々重要な移動手段となるので憶えておくべきだろう。

あんな綱渡りができるんなら、中庭くらいロープ一本で降りていけそうなモンだが。 さて、ここが問題の吹き抜け。見たところ柵も何もなく、つくづく危険極まりない欠陥住宅である。

吹き抜けの下にある中庭には後に降りてゆくことになるが、そのためには穴の右辺に見えている一対の杭に〈なわばしご〉を持ってきて引っ掛けてやる必要がある(ネタバレかな?)。現時点では、周りの部屋から探索するのが先決だ。


3. 泥濘の部屋/フレスコ: 3月8日

左に忠告をくれる生存者が。いつも思うけど、秋子さんって館の生存者の治療はできないのかねえ?
吹き抜けのすぐ北にある部屋。真向かいの机に見えているのが、館の秘密を記したという日記である。だが机と一行の間には、一面に広がるおかしな模様の床が。情報のため、まずは左手にいる生存者の方に話を伺ってみよう。もしもし。

「ここの床には気を付けろよ!
4歩も歩けば、足を取られて動けなくなってしまうぞ!」

そう、これぞ間宮家名物・ねばねばの床という奴だ(本稿では文体上「泥濘」と称しているが)。

その上を歩いていて5歩目を踏んだが最後(4歩目までは大丈夫)、金縛りに掛かったかのごとくそのキャラは一切の行動がとれなくなる。考えなしにウロウロすると、あっという間に 「きゃー! 動けなくなったわ!」 の憂き目に。全員がこうなるともちろんゲームオーバーなので、考えようによっては即死トラップに等しい。

この床の攻略法は、とにかくよく観察して、5歩目を踏まずに向こう岸に渡れるルートを考えることだ。下に安全な探索ルートを図解してみたので、参考にして頂きたい。

気になるルートを大・図・説!! これぞねばねばの床完全攻略ルートなり!!
なおフレスコの横の書き置きには、大したことは書いてません。「まず吹き抜けの下に降りろ」とかそんなん。
は書き置きを、はフレスコを「しらべ」る地点、は〈ながいけん〉を盗る地点を指す。)

もしルートを踏み外して動けなくなった仲間が出たら、他の仲間が「なかま」コマンドを使うことにより救出はできるのだが、ミイラ取りがミイラになる公算がすこぶる高い(狙っているのだとしたら、小憎いトラップだ)。救出には、離れた仲間を引っぱり出せる〈ロープ〉を可能な限り使っていこう。


さて、床を踏み越え日記まで辿り着いても、日記には錠が下りており読むことはおろか、ブン盗っていくこともなぜか不可能。というわけで、地点に置いてある紙切れを読んでみる。

また書き置きがある……。

たかし へ
   大変な物を見つけた
   ここにある日記は 誰にも読ませてはいけない
   日記には 鍵をかける
   そして……………………に隠しておこうと……
肝心な所が破られている……!

と、またじらす演出なんだから。そんなこと言われちゃったら先へ進まざるを得ないじゃないの。

地点のフレスコの撮影も、忘れないうちに。

3がつ 8にち
じこだった………
つまは はじめて うまれた こを
あやまって ころしてしまった

まあ、こんな欠陥住宅なら、子供の一人や二人死んだところで何の不思議もないでしょう。


4. ベランダ

こっこれは、「名雪と二人きりでベランダへ」ってイベントですな!
……Kanonネタから離れられんなあ。
間宮邸、西の最果て――それがこのベランダだ。洗濯物は西日で干すという家主の小じゃれた趣味がうかがい知れる。金持ちの考えることはよく解らんなあ。

ベランダの縁には、またも先発隊による書き置きが。ベランダの縁に紙切れなんか置いてたら絶対風で飛ぶと思うんだが、そうも言っていられない。

また書き置きがある……。
紙がまだ新しい……。

跡を付けてくる者たちへ
   屋敷の秘密を解かない限り ここから逃げ出すことはできない
   仲間のひとりが 秘密を記した日記の鍵を
   地下室に隠してしまった
   探してくれないか?
これ、わたしたちへの手紙だ!

田口が読んでも「わたしたち」って言うのは納得いかないが、とにかく日記の鍵は地下室という所にあるのがこれで分かる。先発隊の遺志を継ぎ、わたしたちがその日記の鍵とやらを探してやろうではないか。

ベランダを南に進み、南端のバルコニーの扉をこじ開けて次の部屋へ。この辺から扉が多いので、エミの活躍が不可欠だ。バルコニーからさらに南にも何かがありそうだが、銅像が壁になっているので諦めて邸の中に進入しよう。

しかしこの先発隊の人々、一体いつから間宮邸に来ているのだろうか? 確か間宮夫妻が死んだのは30年前という設定のはずなのだが……。


5. 泥濘の回廊

祐一 「ほーら、あゆ。生き霊対策の〈しょうかき〉だぞ。
……あれ、何ともないのか」
あゆ 「ひどいよっ! ボクをそこらのモンスターといっしょにしないでよっ!」
ベランダからここに入ってくると、早速右から浮遊霊が浮遊。避けるのはたやすい。扉は2つありどちらに入ってもさほど変わらないのだが、ここでは右の開いている扉を選ぶことにする。

左の扉のそばには、「ピッケルさえあれば……。あいつも水に流されずに済んだのに……」 と教えてくれる生存者と、1本の〈しょうかき〉が。この先に炎の魔法陣の部屋があるわけでもなく、この〈しょうかき〉をどう使えというのか、全くの謎に包まれている。

これは筆者の推測だが、きっと親切な人が用意しておいてくれたのだろう。「いきりょう」対策に。


骸骨を「しらべ」た後、ねばねばの床に引っかからないようにね。 右の扉から入ると、あの鬱陶しいねばねばの床がまた一面に広がる。床の上には、囚われ身動きも取れぬまま息絶えたのであろう犠牲者の骸。「しらべ」てやると……、

ここにも骸骨がある……!
手に紙切れを持ってる……。

地下室の 赤ちゃんの 柩
さっきの日記の横の、書き置きの切れ端かな……?

いやはや、イイ演出をしてくれるねえ。日記の横の書き置きと合わせて読むと、「日記には 鍵をかける/そして 地下室の赤ちゃんの柩に 隠しておこうと……」 と読めるわけだ。


よろいは待ち構えて〈ロープ〉で絞殺! 心の力でも可。 さてこの回廊に踏み込むと、ガシャンガシャンと耳障りな音が響いているはず。

それは先月末にも遭った「どうのよろい」の足音であり、ここには計3体のどうのよろいが徘徊している。〈あんぜんぐつ〉でも装備しているのか、どうのよろいはねばねばの床を何の苦もなく歩けるようで、移動においてこちらは圧倒的に不利。ゆえに、右上写真のような状況には一発で陥ってしまう。

こうなると、人間心理としてどうしても避けようという気持ちが働くが、下がねばねばの床であることを忘れてはならない。逃げまどえば床に囚われるばかり。足を取られた状態でよろいと遭遇しても普通に戦闘はできるのだが、パーティーが分断されたりして混乱してしまうのだ。

以前の〈こうもり〉と同じ要領でここは待ち構えて、よろいを確実に斃すのがベスト。〈ロープ〉もあるはずだしね。

よろいを殲滅したら、3.泥濘の部屋の要領を思い出しながら、ねばねばの床の上で「5歩目を踏まない」ように注意して北のほうへ進むべし。右下写真も参考にして頂きたい(は〈せいなるけん〉を、は〈おもいおの〉を安全に盗れる径路を示す)。


右の机の上にあるのが〈あんぜんぐつ〉だが、この部屋を出た途端ねばねばの床はなくなるので全くの無意味。 先へ進むと、先月の紫色の部屋のようなケバい色の部屋がある。ここの浮遊霊に触ると、回廊はじめの骸骨のすぐ隣に戻されるのでそれはそれで怖くてイイのだが、書き置きを読むのが先決だ。

また書き置きがある……。

しょうご へ
   地下室は 吹き抜けの下から入れそうだ
   できれば薬を頼む! 傷口が痛むんだ……
血の跡が扉のほうへ続いてる……。この人、傷を負ってるんだ!

……血の跡なんてどこにも無いぢゃん。だいいち、お前らケガ人見つけても何するわけでもないだろ。「しっかりしろ!」とか言うだけでよ。


対どうのよろい最終兵器。 北からぐるっと回って回廊のはじめ、骸骨のあたりに近づくと、やっとこさ目的の〈なわばしご〉の発見だ(右写真)。これで晴れて吹き抜けの下へ潜ることができるだろう。帰りによろいに遭遇しても、〈なわばしご〉があれば一撃だ。

吹き抜けまで戻るのはかなり鬱陶しい話だが、なあにその先はもっと鬱陶しいので安心するように。


6. 中庭/下水溝・犠牲者の部屋

地の底へと続くかのように、闇に消えてゆく、縄梯子の先……。
吹き抜けには、無事に帰り着くことができただろうか。

吹き抜けの2本の杭に対して〈なわばしご〉を使用することにより、中庭へ通じる道が新たに拓かれる。


あゆ 「うぐぅ祐一君、くようとうって何?」
祐一 「ひらがなで書くと、確かに解りにくいんだよな。供養塔、供養するための塔だ」
あゆ 「くようって、何?」
祐一 「…………」

中庭の風景は写真の通り。曲がりくねった狭い通路と高い壁で構成されており、庭という割には開放感のかけらもない、むしろ監獄みたいな所だ。看守はナタ男な。

庭のくせに植木の一本もないとは、一体どういう了見か……。

まぁ人んちの庭に文句言うのもなんなので、とりあえず壁に貼ってある紙を「しらべる」。

壁に紙が貼ってある……。

たかし へ
   地下室への入り口は この辺りだ
   ただし 地下室の鍵は 供養塔に埋めてある
供養塔?

もとはヒモやらガラス片やらのオンパレードだが、和夫・アスカ・エミパーティーなら障害物もこの通りクリーンに! と、また新しい地名が出てきた。供養塔がどこにあるのかは、しかし、すぐ先で判明する。

和夫・アスカ・エミでパーティーを編成して、障害物を片っ端から排除しつつ進んでみよう。近場に2つほど、進入可能な部屋が出来るはず。まずは下水溝からだ (下水とはどこにも書いていないが、勝手にそう呼んでおく)

よく考えりゃ、下水の排水口なんかにこんな凝った装飾するわけないんだが、まァいいやね。下水溝のほうが気持ち悪くて。 ここでは激しく汚水が流れており、バットマンと違って一般人の団体である取材班一同など、立ち入るや否や成す術もなく押し流されてしまう。

右端まで流されるとそこはダメージ床であり、うかうかすると死あるのみ。

ここが、いつぞやの生存者が教えてくれた〈ピッケル〉の使い所なのだ。「つかう」を宣言して水流に入ると、いとも簡単に水中を自在に活動できるようになる。にっくき汚水を吐き出す像を、一月以来のお馴染み〈ハンマー〉で粉砕することにより、像の向こうに閉じ込められている半身男を助け出してやろう。

「供養塔なら、湖だ……。
でも間宮の子供の亡骸は、もうなかったぞ。
愚か者が掘り返したんだ」

……情報はありがたいんだけど、「たすけてくれー」って言われたのに俺何にもしてないよ。
胴体引きちぎられても元気そうに喋ってるから、別に手当てしてやる必要ないのかもね。

犠牲者の部屋と、そこの白骨死体。白骨化するまで腐敗が進んだ溺死体……なんて考えるだけで嫌です。 次は西側「犠牲者の部屋」。ピッケルを持たずに下水に踏み込んだらしいマヌケな白骨死体さん(写真)と、2人の生存者を締め上げて口を割らせよう。

「湖は…噴水の南の部屋と…繋がって…いる。」
「湖? この西側にあるよ。でも行けるものか!」

そう、行けるものではない。なぜならこいつの言う「噴水の南の部屋」ってのが、そもそも隠し部屋だからである。

まったく、湖に行くのに隠し部屋を通らなけりゃならないって、なんの目的があってこんな構造に……あっそうか、間宮夫婦が湖畔でふたり水入らずのアレでナニするためなのですね!
いやぁ新婚さん熱いねぇこのぉ〜。「みずうみだけど、水入らず」ってワケ? ウマいねぇ〜! ったくおじさん妬いちゃうよ?

……あー、つい取り乱した。次いこ、次。


7. 中庭(2)/フレスコ: 3月13日

この部屋はまたも下水溝なのだが、今回は情報もアイテムも何もないただのトラップでご愁傷様。もし入ってしまったら〈ピッケル〉でさっさと出るか、十字キーの下を押し続けること。
中庭のさらに深部へと進むと、壁に据え付けられた鏡が点在しており、その前に立つと無条件に「かがみ」との戦闘に突入。それほどの強敵ではないが、倒した後に何かもらえるわけでもない。撃破後の鏡を「しらべ」ても全くのムダである。

使用前。 中庭の南西部に、なんかえらく久しぶりだがフレスコの部屋が。

3がつ 13にち
ゆきどまりの みどりの ぞうは
みずうみを せにしている

これだけ見ても何のことやらわからない。そこで、東側の壁に見えているダイイングメッセージでも調べてやろうかと歩を進めると……轟音とともに、空間が揺れる!

使用後。 次の瞬間、極太レーザーのごとき2本の激流が、壁をぶち破り唸りを上げて一行へと躍りかかるのだった!

この水流、〈ピッケル〉を持っていなくても移動に何ら支障のない、早い話がいつも通りの「10ダメージ/秒のダメージ床」ではあるのだが、間宮邸の妖力の前に我々を震撼させるのには充分な効果を持っている。だって筆者はホントにビビったもん。

ダイイングメッセージのほうは、この通り。

壁に血で書いた文字が……!

かがみ…の…うら……
かく…し……べや…が……
後はちょっと読めない……。

そう、「鏡の裏の隠し部屋」――これが今月の謎解きのヤマ場だ。その隠し部屋こそ、次でいう噴水のある部屋であり、犠牲者の部屋でも言われていたように供養塔のある湖へと通ずる所でもあるわけだ。勿論、正解の鏡はたった1枚しかない。

正解VTR。さて、攻略記事というものを書く立場にありながら非常に申し訳ないが、どうすればその「鏡の裏の部屋」に入ることができるか、その方法はぜひとも読者諸兄諸姉自身の頭と手で探し出して頂きたい。

筆者は調べたことは徹底的に書くほうだが、ここの謎解きばかりは思い入れがあるので……。

そう滅多やたら難しい謎ではないが、筆者が自分の推理でこの答えに辿り着いたときには感激しきりであった。ヒントとして、画面写真を載せておこう。


8. 噴水

水が漏ってるのもひとつの演出ですね。
……どうしてこんな隠し部屋みたいな所に、噴水なんか置くかなぁ。
先月の〈よろいのやり〉の鎧といい、どうも間宮一郎さんは、人に見せるためのオブジェをわざわざ隠して置くのが趣味みたいだ。

とにかくまずは、噴水の縁のあからさまに怪しい色違いのブロックから調べてやろう。

原始的な欲望。原始的な日本語。 「しらべる」と、「この噴水はまだ生きているんだ!」 とひとしきり驚いた後、写真のように水を飲もうかと訊いてくる。どこからそんな発想が涌いてくるのかこっちこそ訊きたいところだが、そこはコンピュータRPGの辛いところで、嫌でも「はい」と答えなければ話が進んでくれない。仕方なく水を飲んでやると、どこからともなく声が聞こえる……。

ロマンホラー深紅の秘伝説。

ヒッヒッヒッ……馬鹿者め!!
お前が飲んだのは、間宮様の手によって
殺された者たちの血だ!!
いずれ、お前たちの血も、
この水に流し込んでやる!

そんなことだろうと……。だから飲むの嫌だったのに。

噴水だけでなく、部屋の外までロマンホラー深紅の秘伝説。
さらに、この噴水イベントが発生すると、その辺の水たまりまでもが真紅に染まるという念の入れよう。スタッフが気合を入れるほど、プレイヤーとしては気が滅入ってくる。つくづくいいゲームだよ。


9. フレスコ: 3月25日/湖への道

「北側の部屋」を変換すると、「北川の部屋」と出た。
鮮血の色に染まった水たまりから目を反らしながら、北側の部屋のフレスコ撮影会を敢行。このフレスコがまた不破君のアパートより狭苦しい部屋に飾ってあり、金持ちの家とは到底思えない。

3がつ 25にち
あかい ちに のこる むねんさは
どうぞうをも とかすであろう

ベッドは壁扱いなので、中を調べられないのが残念。次は南の部屋、「噴水の南の部屋」。隠し部屋の割にちゃんとした調度で、高級そうな寝床が並んでいる。生前の間宮夫妻がこの隠し部屋を活用し、ふたり水入らずでヨロシクやっていたのは間違いないところだろう(ベッドの数が多すぎる気はするが)

3/13と3/25のフレスコの情報を総合すると、西側に鎮座して湖への道を塞いでいる銅像を溶かすためには、赤い血が必要らしい。そこで、都合よく寝床の間に転がっているのが〈ばけつ〉である。

バケツというものが液体を汲む用途のものである以上、もう説明は必要あるまい。噴水の捜査画面に持ちこんで、せいぜい使ってやろう。

代用アイテムと〈てつのぼう〉。使えねえのばっか。そんなこんなで銅像を撤去すると、その先にはさらに西に続くトンネルが。

供養塔があるという湖は、すぐそこだ。

間宮邸を脱出するその時まで、戦士たちに休息はない。


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